活 動
環境体験学習

「竹であそぼう!」開催!

2025年7月19日(土)

竹林から切り出した竹を使ってさまざまな工作を行うプログラム「竹であそぼう!」を実施しました。

まずは今回の材料となる竹を切り出すため、ヘルメットや道具を身に着け、竹林に向かいました。竹林は放置してしまうとその範囲をどんどん広げてしまうため、竹を切り出すのは竹林整備も兼ねています。中が空洞の竹ですが、1本分の重さは予想以上に重くて驚く声がありました。枝を切り落として加工しやすい状態にした後、管理棟近くまで竹を運び、いよいよ工作スタートです!初めに全員で水鉄砲を作りました。節の部分を上手に活用して竹を切っていきます。水を押し出す棒にはスポンジと布を巻き付け、筒の方の節に穴をあけて完成です。その後は自由工作の時間で、コップやお皿を作ったり、カブトムシやクワガタなど色んな生きものをモチーフにした置物などを作りました。中が空洞で、縦に裂けやすい竹の特徴を活かすと、様々なものが作ることができることを学べました。参加者からは「竹を切るところから水鉄砲作りまで体験でき、親子で夢中になって楽しめました。」などといった感想をいただきました。(石井)

環境体験学習

「第3回伝統野菜を美味しく学ぼう」開催!

2025年7月19日(土)
7月19日(土)、伝統野菜を育て、次世代に種を繋いでいくプログラム「伝統野菜を美味しく学ぼう」の第3回目を実施しました。7月からは夕方開催のため暑さは感じつつも、日陰が多く、爽やかな風も吹いてとても作業がしやすかったです。
今回は講師にオギプロファーム代表の福島さんをお呼びして、伝統野菜の種の取り方を教わりました。また、畑の草刈りや冬用のニンジンの種まき、ジャガイモの収穫も行いました。
森から運んできた土を使って畝を作り、短い間隔で江戸東京野菜の1種である馬込三寸ニンジンの種まきをしました。福島さんの話ですと、ここ最近の猛暑でニンジンの発芽率が低下しているそうです。無事芽が出てくれるといいなと思います。その後は4月に植えたジャガイモを収穫!8月の活動に使うジャガイモと今回の活動で食べるジャガイモを選んだ後は、参加者みんなで山分けです。最後に馬込半白キュウリの種を採るための野菜選びを行いました。福島さんからは、本来の野菜の形に近いものから種を採ると、その野菜が次世代に繋いでいけるとの説明を聞き、みんなで形の良い馬込半白キュウリを1本選びました。次回、そのキュウリから実際に種を採り、来年度の活動に繋げていきます。(石井)
定番の草刈り作業
ニンジン用の畝づくり
ニンジンの種まき
みんなでジャガイモ堀り
ジャガイモの茎はコンポストへ
福島さんから種取用の野菜の選び方を教わりました
どのキュウリから種をとろうかな
みんなで選んだ種取り用のキュウリは黄色く熟しました!(8月7日収穫)
環境体験学習

「第2回伝統野菜を美味しく学ぼう」開催!

2025年6月22日(日)
6月22日(日)、伝統野菜を育て、次世代に種を繋いでいくプログラム「伝統野菜を美味しく学ぼう」の第2回目を実施しました。
今回は、昨年育てた伝統ダイコンの種取りやジャガイモの茎の間引き作業、寺島ナスの植え付け作業等を行いました。ダイコンの種はピーナッツみたい!と子供たちも興味津々で、また種を採り終わった後のダイコンの姿にびっくり!網目状でスカスカの大根をみんなで観察しました。
ナスの植え付け用に森の中で土集め。森の涼しさを感じつつ、集めた土と肥料を混ぜ合わせてから畑に移動。畝を作り、寺島ナスを植え付けました。植え付けたナスの周辺には刈り取った雑草を寄せて草マルチを作りました。これで少しは土の乾きを抑えられると良いなと思っています。暑い日が続きますが、野菜たちは順調に育ってきています。次回はいよいよジャガイモの収穫です!(石井)
ダイコンの種取り
引き抜いたダイコンはしわしわ!
ジャガイモの間引き作業
森の中で土集め
畝づくり
ナスの植え付け
環境体験学習

「伝統野菜をおいしく食べよう」第5回&第6回実施しました!

2024年10月6日(日)、11月2日(土)
【第5回伝統野菜を美味しく食べよう】
 10月6日(日)、今回は講師にオギプロファーム代表の福島さんをお呼びして、冬野菜の種まきを行いました。
 最初に福島さんから江戸東京野菜の説明をしていただいた後畑に移動し、雑草刈りや石拾いをして、4列の畝(うね)を作り、種まきの準備をしていきます。前日雨が降ってしまったせいで土がとても重く予想以上に大変な作業となってしまいましたが、皆さんめげずに集中して作業することができました。今回は根菜類を栽培していくので、大きく育つように畝はいつもより高めに作りました。
 その後は福島さん指導の下、大蔵大根、亀戸大根、滝野川長カブ、馬込三寸ニンジンの種まきを行いました。まずは種の形を観察すると、カブの種は真ん丸の小さな粒、大根は小さな豆のような形、ニンジンの種はとても軽かったりと、違いを感じることができました。馬込三寸ニンジンは筋まきをして、亀戸大根と滝野川長カブは20センチ間隔、大蔵大根は30センチ間隔で種まき!これからの成長が楽しみですね!!

 

 


【第6回伝統野菜を美味しく食べよう】
 11月2日(土)、今回は大根の間引き作業などを行いました。
 まずは畑に行き、前回蒔いた種がどこまで成長したかを観察!江戸東京野菜である大蔵大根、亀戸大根、滝野川長カブは順調に成長していましたが、馬込三寸ニンジンは雨が降ると固くなってしまう自然学校の土壌と相性が悪いのか、思ったよりも成長していませんでした。そこで土壌が少しでも柔らかくなるよう、前回刈り取った雑草をマルチのようにニンジンの種まきをした場所に敷きました。
 大蔵大根と亀戸大根は間引きを行い、根元が太く葉がしっかり生えているものを残して、間引きした大根は水洗いをして根や葉をかじってみました。まだ小さい根ですが大根の風味や辛味を感じて「大根だ!!」と皆さん感動しながら食べていました。中には根から葉まできれいに食べてくれた子もいました。最後に前回ポットに種まきしたノラボウ菜を畑に植え付けて、今回の作業は終了です。
 次回はいよいよ最終回!収穫した冬野菜を調理したり、種取用に形の良い大根選びを行っていきます。(石井)


 

 
環境体験学習

「第4回伝統野菜をおいしく食べよう」を実施しました!

2024年9月8日(日)
 98日(日)、4回目となる今回は夏野菜の収穫と種取り、そしてカレー作りをしました。立派に実った寺島ナスを収穫し、あらかじめ収穫して追熟させていた内藤カボチャと一緒に鍋の中へ。これら江戸東京野菜と前回収穫したジャガイモを加えた野菜たっぷりのカレーを、羽釜で炊いたご飯と合わせて美味しくいただきました。調理の合間には寺島ナスと馬込半白キュウリの種取りを行い、来年の参加者に繋げていきます。
 次回からは冬野菜編です。また頑張って育てていきましょう。(川村)