活 動
環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ④海と干潟編」を実施しました!

2025年6月1日(日)
 6月1日(日)、「森里川海」の最終回、「海と干潟編」を葛西臨海公園鳥類園の方にご協力いただき、葛西海浜公園で行いました。今回もたくさんの生きものを見つけることができました。


 
まずはスコップを使って、干潟の砂に潜っている生きものを探しました。始めに捕まえ方を教えてもらいました。

 
砂が僅かに盛り上がっているところを目標に掘り進めていくと、アサリやシジミ、ヤマトオサガニ、ゴカイなどを見つけることができました。


大きなオキシジミ!

  
その次は網を持って魚探しへ。岩をどかし、足で追い込むと、マハゼやエドハゼなどをたくさん見つけることができました。


みんなで集まって見つけた生きものを解説してもらいました。

 
ガザミ             ハゼ



毎回恒例の水質調査。今回は海水の性質上TDSとECを測定せず、代わりに塩分濃度を測定しました。



分かりやすい生きものの解説はもちろん、川と海の間である汽水域の話や干潟をとりまく環境問題についても解説していただき、とても大きな学びになりました。(川村)


~全4回の水質調査結果~



~全4回で見られた生きもの~

環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ③川と都市編」を実施しました!

2025年5月11日(日)
 5月11日(日)、「森里川海のつながりを学ぶ」の3回目となる「③川と都市編」を行いました。二子玉川公園ビジターセンターの方にご協力いただき、たくさんの生きものを見つけることができました。


中~下流域の多摩川の様子や生きものについてレクチャーしていただきました。

毎回恒例の水質調査!みんなで数値を見て確認しました。結果から前回の大沢川より物質が多く溶けていることが分かりました。


アミを持っていざ生きもの探しへ! 何がいるかな?

  
素早く動く魚影を追いかけたり、石の下に隠れる虫を探したり、網を水中で構えて石を返しながら魚が入るのを待ってみたり、

ヌマチチブやヤゴがたくさん見つかりました。右の写真はこの日一番の大物、モクズガニです。
環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ②里と川編」を実施しました!

2025年4月6日(日)
 4月6日(日)、「森里川海のつながりを学ぶ」の2回目となる「②里と川編」を行いました。里と川のつながりや、きれいな水でないと生息できない生きものであるカゲロウやカワゲラの話をしたのち、自然学校の沢の水が合流する場所である「里川」、大沢川へ向かいました。
 
自然学校近くの「トンボ池」でオタマジャクシを観察。その後、森の中へ入り、川まで下っていきました。ロープも使いながら、慎重に下りました。

大沢川の水質を調査!みんなで数値を見て確認しました。前回と大きくは変わらず、きれいな水であることが分かりました。


 
アミとカゴを持っていざ生きもの探しへ! 何がいるかな?

見つけた生きものはみんなで共有しました。

かわいらしい大きさのカワムツです。他にもサワガニやカワニナ、ヤゴ、カゲロウ、カワゲラなどが見つかりました。
環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ①森と川編」を実施しました!

2025年3月15日(土)
 3月15日(土)、「森里川海のつながりを学ぶ」を行いました。このプログラムは、高尾の森の沢地から、大沢川、多摩川、東京湾へと続く水のつながりを体験する連続プログラムです。
 第1回は「森と川編」、自然学校の森に降った雨は土に染みこんで地下水となり、やがて染み出して小さな沢となります。今回は「沢の源流」から染み出す最初の一滴を観察し、その後は水質調査、そして生きもの探し!大きなオニヤンマのヤゴや希少なホトケドジョウ、水がきれいでないと生息できないカゲロウやカワゲラの幼虫を見つけることができました。その後は沢を下って、大沢川との合流地点まで。細くとも確かに続く沢の様子を体験しました。(川村)

沢の源流で水を採取!


透視度の調査中。他に総溶解固形分(TDS)、電気伝導率(EC)、pHを調べました。


アミとカゴを持って生きもの探し!ホトケドジョウが見つかりました。