活 動
環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ②里と川編」を実施しました!

2024年4月7日(日)
「森里川海のつながりを学ぶ」第2回となる里と川編は、高尾の森自然学校の近くを流れる大沢川で水質調査と生き物調査を行いました。
 人と生き物が共存している“里”という環境を学んだあと、里を流れる大沢川へ向かいます。水質はほとんど源流と変わらないくらいキレイでしたが、透視度(水の透明度)で見ると、源流に比べて若干濁っているという結果になりました。生き物はカワムツが多く採集できましたが、その他にはメダカやオヤニラミ、カワゲラ類などを観察できました。源流部では観察できなかった魚類が見られ、環境の違いを感じることが出来ました。
次回は高尾の森自然学校を飛び出して、多摩川で行います!(石井)
生き物採集!
透視度をチェック
カワムツゲット!
生き物採集の後、ゴミ拾いを実施!5分間だけでしたが、多くのゴミが集まりました
環境体験学習

「ヤマザクラで絹のスカーフを染めよう」を実施しました!

2024年3月24日(日)
ヤマザクラの枝を使った草木染めのプログラムを実施しました。
まずは、剪定したヤマザクラの枝を細かく切って、染液づくりの準備をします。枝先の芽が膨らんできており、開花目前の状態です。細かく知った枝を洗濯ネットに入れ、鍋の中で煮出していきます。最初、お湯の色は黄色かったですが、時間が経つにつれて茶色に近い色なっていきました。ビー玉や輪ゴムなどを使って布に模様をつけ、染液の中に入れて染めていきます。今回は鮮やかなオレンジ色に染まりました。参加者からは「予想以上にきれいな模様になってよかった」「オレンジ色がキレイ」等の感想をいただきました。
同じ植物でも時期によって出てくる色が異なるのが草木染めの醍醐味で、とても面白いところですね。(石井)

環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ①水源の森編」を実施しました!

2024年3月23日(土)
高尾の森の湧水から森の沢、大沢川、多摩川、東京湾つながる水をめぐりながら森里川海のつながりを学ぶプログラムの第1回、森と川編を行いました。
 自然学校の森に降った雨が湧き出ている場所から林内の沢を歩き、水質と生きものの調査を実施!水質が水道水並みにきれいなことや、ヤブヤンマのヤゴやホトケドジョウ、カワニナなど沢地特有の生き物が見つかりました。その後は大沢川への合流地点まで沢下り!森から生まれた水が川までつながっていること体感できました。
第2回は大沢川で水質調査や生きもの観察を行います。(石井)
環境体験学習

「高尾の森の野生動物しらべ」実施しました!

2024年2月4日(日)
昼間はなかなか見ることができない野生動物を少しでも感じてもらおうと、野生動物の痕跡探しを行いました。
最初はアナグマの巣穴探し。1か所で9個の巣穴を発見し、ファイバースコープで中を少し観察しました。その後、動物の足跡を探したり、センサーカメラの映像を見て夜の森の動物たちの行動を観察したりしながら、見つけたけもの道をみんなで探検。けもの道の途中にはイノシシのねぐららしき場所も発見しました。普段できない体験に楽しんで学んでもらうことができました。(後藤)
環境体験学習

「冬鳥を観察しよう」実施しました!

2024年1月27日(土)
気持ち良い青空の下、冬鳥をメインとした観察会を行いました。
森に入っていきなりアオゲラがお迎えのように姿を見せてくれたり、メジロが近くまで飛んできてくれたりしました。参加者からは「(双眼鏡で)メジロの目の周りの白い色までよく見えた!」との感想もありました。
他にも頭上をオオタカが通過したり、草地の環境ではアオジを観察出来たりと合計14種の野鳥の姿を観察したり、声を聴くことが出来ました。 
まだまだ冬鳥の観察シーズンですので、ぜひ高尾の森でバードウオッチングをしに遊びに来てくださいね(石井)
アオジ
メジロ
色んな野鳥を観察できました
ガビチョウの巣も発見!
霜柱を初めて見る子もいました