活 動
環境体験学習

「野鳥の世界をのぞいてみよう-野鳥の巣を観察しよう編-」を実施しました!

2024年9月15日(日)
野鳥の巣について学ぶプログラムを行いました。シジュウカラやヤマガラが入りやすいサイズの巣箱を参加者と作り、その後散策路に設置しながらキツツキの巣穴やフクロウの巣箱などを観察しました。
また、昨年設置していた巣箱の回収も同時に行い、ドキドキしながら巣箱の中身をのぞいたところ、6個中5個の巣箱に子育てした形跡があり、高い確率で巣箱が利用されていることが分かりました。巣の素材も設置した環境によって異なり、スギの木が近くにあった巣箱には木の皮が使用されていたり、学校が近くに見える場所にあった巣箱には色のついた綿など、他の巣箱に比べて人工物が多く使われていました。
来年も巣箱でシジュウカラやヤマガラが子育てし、巣立ってくれると嬉しいなと思います。(石井)
巣箱づくり
完成した巣箱にお絵かき!
巣箱を設置
ドキドキしながら昨年設置した巣箱の中を確認
巣の材料の中で一番多く使われていたのはコケでした
 

環境体験学習

「第4回伝統野菜をおいしく食べよう」を実施しました!

2024年9月8日(日)
 98日(日)、4回目となる今回は夏野菜の収穫と種取り、そしてカレー作りをしました。立派に実った寺島ナスを収穫し、あらかじめ収穫して追熟させていた内藤カボチャと一緒に鍋の中へ。これら江戸東京野菜と前回収穫したジャガイモを加えた野菜たっぷりのカレーを、羽釜で炊いたご飯と合わせて美味しくいただきました。調理の合間には寺島ナスと馬込半白キュウリの種取りを行い、来年の参加者に繋げていきます。
 次回からは冬野菜編です。また頑張って育てていきましょう。(川村)


   

  
環境体験学習

「第3回伝統野菜をおいしく食べよう」を実施しました!

2024年7月13日(土)
 今回は、ジャガイモ、ナス、キュウリの収穫、試食をしました。夏になり、雑草が生い茂ってきたのでまずは草刈りの作業からはじめ、害虫から守るため、ニンジンのネットかけも行いました。今回のメインであるジャガイモの収穫では、みなさんのお持ち帰り用の袋がいっぱいになり、余ってしまうほどの大収穫でした。余ったジャイモやその他の野菜はスタッフで山分けしました。今年上手く形になった野菜は来年、より良い野菜がなるように選別し、種取り用として保管します。
 次回は、収穫した野菜でカレー作りを行います。どんなカレーになるのか楽しみです。

キュウリの収穫
草刈り
ニンジンのネットかけ
ジャガイモ掘り
一生懸命ジャガイモを運びます
収穫するナスを選別中
環境体験学習

「夜の昆虫観察会」を実施しました!

2024年7月13日(土)
 夜の昆虫観察会を開催しました。ホールでの説明の後、森の入り口でライトトラップを設置し、暗くなるのを待つ間に夜の森の中へ。コップを地面に埋める罠を使ってオサムシやシデ虫といった昆虫を観察したり、バナナを使った罠を使ってカナブンやカブトムシの雌などの昆虫を観察したりしました。また、ミヤマクワガタを高尾の森で初めて観察することが出来ました。
 森から戻るとあたりは真っ暗。仕掛けたライトトラップではウスバカミキリやコガネムシを見ることができました。
 今まで見ることができなかった甲虫たちを見つけることができて、高尾の森の自然環境が豊かになってきていることを感じました。これからも整備を続けてさらに多くの昆虫たちがやってきてくれると嬉しいですね。(渡辺)


ライトトラップの設置
コップを地面に埋める罠の中に落ちた昆虫を観察


バナナを使った罠を確認
高尾の森自然学校で初めてとなるミヤマクワガタを確認
環境体験学習

「ホタルの観察会」を実施しました!

2024年6月21日(土)22日(日)
 6月21日(金)22日(土)にホタルの観察会を行い、両日で43人の方にご参加いただきました。ホールでのホタルの生態の説明後にヘッドライトをつけて夜の森へ!道中ホタルブクロやスジクワガタなどの動植物を観察しながら沢地へと向かいました。沢地へたどり着くとそこには森の中で幻想的な輝きを放つホタルたちがいました。今回観察することが出来たゲンジボタルはきれいな水がある川にしか生息できないホタルです。
 近年ではゲンジボタルが好きな田んぼや緑がある川が減ってきています。高尾の森自然学校の中に流れている川はもともと田んぼの用水路として作られた川で奇跡的にゲンジボタルが住める条件がそろっている場所でもあります。森の整備を続けることで来年も観察できると嬉しいですね。(渡辺)