お知らせ 季節の便り~9月~ 2020年9月7日(月) 暑い日が続きますが、夕方頃になると風が心地よく感じる季節となりました。秋の足音が近づく9月頃に見られる生きものたちの情報をお伝えします。 ミヤマアカネ 羽にある赤茶色の帯もようが特徴のトンボです。このトンボがたくさん飛び始めると、秋の訪れを感じます。 アマガエル 今年卵から孵ったアマガエルがオタマジャクシから成体になる頃です。オタマジャクシのしっぽが生えたアマガエルを観察できるのは今だけです。 ドングリとハイイロチョッキリ まだ熟していない青いドングリが林内に落ちています。これはハイイロチョッキリという昆虫がドングリに卵を産み付けて、落としているからです。この時期のドングリ拾いにはご注意を。 オオカマキリ 日本最大のカマキリです。孵化した4月頃は1cmにも満たないのですが、成虫になると大きいもので9cmにもなります。その大きな体が俊敏に動くさまはとても迫力があります。 ヤマジノホトトギス 噴水のようにおしべが広がる、かわいらしい花が特徴です。ホトトギスという名前は、花弁の模様が野鳥のホトトギスのお腹に似ていることから名づけられました。 クズ 秋の七草の1つであるのクズの花は、ブドウのような甘い香りがします。9月に入る頃には、秋の植物たちが多数花を咲かせます。