お知らせ

季節の便り~1月~

2021年1月7日(木)

あけましておめでとうございます。
本年も高尾の森自然学校の様々な情報をお届けしてまいります。

高尾も本格的な冬の寒さがやってきました。葉を落とした森から覗く澄み切った青空がとても綺麗です。それでは早速、1月頃に見られる自然情報をお伝えいたします。

オニグルミ (クルミ科)
葉っぱの落ちた跡(葉痕)がまるでサルの顔のように見えませんか? とぼけた顔、笑った顔、見ざる、言わざる、聞かざるなどなど。どんな顔に見えるか探してみてください。
クロモジ(クスノキ科)
春早くに花と葉を同時に出すクロモジは、冬芽の時から細長い葉の芽と丸い花の芽を一緒につけ、春の訪れを心待ちにしています。
ミノムシ
ミノガのなかまの幼虫。枝などにくっついて冬を越す。鉄のパイプに雑魚寝中。
ナンテン(メギ科)
冬の雑木林で赤い実がひときわ目立つ植物です。「難を転じる」ことから縁起物としても使われます。鳥たちの冬の貴重な食糧で、鳥が運んだタネから育った木が森の中でもよく見られます。
メジロ(メジロ科)
♪チー、チーと可愛らしい鳴き声で森の中を飛び回っています。目の周りの白いアイリングが特徴です。羽も鮮やかな黄緑色でとても綺麗ですが、この色がウグイス色と呼ばれているため、よくウグイスと間違えられてしまいます。
コゲラ(キツツキ科)
スズメと同じくらいの大きさのキツツキの仲間です。♪ギィーとドアがきしむ音のような鳴き方をします。また、森の中で耳を澄ませると木をつつく音が聞こえます。