お知らせ 季節の便り~4月~ 2021年4月7日(水) 高尾の桜も満開を迎え、生きものたちがにぎやかになる春の季節の到来です。それでは早速、4月頃に見られる自然情報をお伝えいたします。 タチツボスミレ(スミレ科) 里山を代表するスミレの一つ。高尾の森自然学校では、このほかスミレ、ツボスミレ、アカネスミレ、ナガバノスミレサイシンの4種類のスミレが観察できます。 イチリンソウ(キンポウゲ科) スミレに並ぶ、里山の春植物の一つ。白いきれいな花が1輪だけ付くことからその名がつきました。季節が良ければ林床一面が白い花で覆われます。 ジュウニヒトエ(シソ科) 花が幾重にも重なる姿を「十二単」にたとえたことからその名がついたそうです。華やかさはそれほどないですが、十二単にふさわしい清楚な姿が魅力です。 ヤマツツジ(ツツジ科) サクラが散ったのち、高尾の森自然学校ではヤマツツジが満開となります。ツツジが連なるツツジの小径を抜ける散策をぜひお楽しみください。 ルリタテハ(タテハチョウ科) 瑠璃色の模様がきれいなタテハチョウのなかま。成虫で冬越しするため、春早くからその姿を見ることができます。 ヒキガエルのオタマジャクシ 去年自然学校に作ったトンボ池に、今年ヒキガエルが散乱しました。池を覗くとたくさんのオタマジャクシが泳いでいる姿を見ることができます。