体験プログラム

冬の九重バードウォッチング

2021年11月27日(土)

冬がすぐそこまで迫る11月下旬、
葉を落とした木々は寂しさを感じさせますが、
その分視界が開けるため、バードウォッチングには適しています。
この時期、九重ふるさと自然学校では
九重町の清流沿いを歩く冬の九重バードウォッチングを実施しています。

当日は天気に恵まれ、風も弱く、
バードウォッチングには適した条件となりました。
キセキレイ、セグロセキレイ、ジョウビタキといった定番はもちろん、
川に飛び込み、しきりにエサを探すカワガラス、
ゆったりと舞うダイサギ、美しい羽根が自慢のオシドリなど、
バリエーション豊かな鳥たちを観察することができました。

渓流の素潜り名人・カワガラス
オスの羽が美しいオシドリ
河川敷からバードウォッチング

河川敷は川で暮らす水辺の鳥に加え、
カラ類やホオジロなどの身近な鳥、稀に現れるタカの仲間など、
多くの種類の鳥を観察できる可能性があります。
皆さんの身近な川も意外なバードウォッチングスポットかもしれません。
ちょっとした散策がてら、川に目を向けてみてはいかがでしょうか?

体験プログラム

自然で遊ぼう!おやとこ~田んぼの巻~しめ飾りとミニ門松づくり

2021年12月11日(土)

2021年も残すところあとわずか。
「おやとこ」シリーズ最後のプログラム「しめ飾りとミニ門松づくり」を行いました。

天候は晴れ、気温は10度ほどとすごしやすいプログラム日和です。
さとばるに生えている竹や松、ナンテンを使い、オリジナルで縁起の良い正月飾りをつくります。

まずは、しめ飾りづくり。
しめ飾りは、玄関先に飾り、年神様を迎える目印になります。
あらかじめ叩いて柔らかくしたもち米のワラを使い、しめ縄をなっていきます。

子どもたちもみようみまねに器用に縄をなっていきます。
上手!

綺麗になえたところで円形にし、しめ縄完成。
次は、外に出て装飾用の植物を採集しに行きます。

みなさん好き好きに飾りたいものを採集。
その後、グルーガンをうまく使いながら、扇や紙垂なども一緒に装飾しました。

子どもたちの発想は豊かで、華やかです。大人顔負けのしめ飾りが完成しました。

続いて午後からは、ミニ門松づくり。
門松もしめ飾りと同様、年神様の目印となり、また神様のお休みする依り代になります。

土台の竹から切り出します。

家族で協力しながら、作業を進めていきます。
子どもたちだけでも大人のスタッフの見守りのもと、上手に切っていきます。

次に細い破竹を斜めに切り出します。

竹を斜めに切る専用の台をもとに、丁寧にきります。

竹が切れたら、土台に破竹を立て、砂で固定します。

左右対称になるよう、バランスを見ながら固定します。

そして装飾

また豪快に、豪華に門松を飾ります。

みなさん同じ工程で作りますが、全く同じ門松はできません。各家庭で使う材料が違い、レイアウトも違います。
しめ飾りも同様、世界で1つの正月飾りの完成です。とてもよく目立つ神様の目印になっていると思います。

そして、最後に写真撮影

しめ縄から作ったしめ飾り、竹を切るところから始めたミニ門松。また、自然の物を使い丁寧に装飾。
一段と思いのこもった正月飾りができました。これで、新しい年を迎える準備は万端です。


活動が終わったあとは、自然学校のもち米を使ったぜんざいを食べました。

一仕事終えたあとの甘いおやつは、一味違いますね。
みなさん、良いお年をお迎えください。

地域子ども育成

ふるさと探検クラブ2021

2021年6月~11月

「筑後川」をテーマに、源流域の九重町から有明海までをフィールドとしたふるさと探検クラブ(九重町・九重町教育委員会との共催事業)。九重町の未来を担う子どもたちに、私たちの“ふるさと”九重町の豊かな自然を思いきり体験してもらいたい!ふるさとをもっと好きになってもらいたい!と活動しています。

第1回目(6月19日)は、子どもたちが毎年楽しみにしている川釣り体験。今年は釣り竿作りから始めました。竹の枝を落としてやすりをかけます。完成した釣り竿を持って玖珠川に移動し、いざ釣り体験!釣りが初めての子も全員釣り上げることが出来ました。釣ったタカハヤはから揚げにして堪能。川の恵みはとても美味しかったです。

竹の枝を落とす作業。子どもたちの表情は真剣!
ミミズをエサに。手作りの釣り竿の使い心地はどうでしょう?
から揚げは大好評でした!

第2回目(7月30日)は、くるめウス(久留米市)にて、カヌー体験と水の安全講座。九重町を流れる川は筑後川に合流し大きな流れになります。川幅は約200m、その広さを体験しました。午後からはくるめウスの館内をめぐって謎解きしながら防災について学ぶゲームに挑戦!避難時に必要な心構えなどについて楽しく学びました。

Eボート。災害時には救助に利用されます。
初めての子どもたちもすぐに上達
防災謎解きゲーム!みんな夢中です。

第3回目(9月20日)は、九重の大地の成り立ちについて知るために、防災・環境教育ラボの上山先生に来ていただきました。阿蘇山が噴火し、溶岩が九重にまで流れ込み硬い地層を作っていること、また600万年前には玖珠~九重に大きな湖があって大きな魚が泳いでいたことなど、九重の大地の歴史は驚くことがたくさんでした。

火山灰や魚の化石をじっくり観察
川が運んでできた地層は新しくボロボロ崩れます
阿蘇の溶岩は硬く、ハンマーで叩くといい音がします

第4回目(11月14日)は、今年最後の活動。筑後川源流の地、タデ原湿原の探検です。山の麓の湧水を訪れ、さらに奥へと進むと木道からは見られない湿原や山の景色が広がりました。午後からはお楽しみの焼きおやつづくり。火おこしには苦戦しましたが、その分焼きマシュマロの味は格別でした。

大きな岩の上で記念撮影!
火おこしに挑戦!力いっぱい頑張ってます。
焼きマシュマロ!おいしい!

今年もたくさんの子どもたちの笑顔に出会うことが出来ました。協力いただいた地域の皆様には、この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

ボランティア受入れ

草泊まりづくり

2021年11月13日(土)

当校の草原で、昨年に続き熊本県阿蘇地方に伝わる「草泊まり」を参考にした小屋づくりを実施しました。

昨年の様子。1年経ったので作り替えです

草泊まりとは、昔、秋の干し草(冬の間の家畜の餌や敷きわらとして使われる)切りをする際に、草原で寝泊まりするために作られていた簡易の小屋です。
まだ車が普及していなかった時代は、家と草原を行き来するだけでも大変だったので、泊まり込みで作業したのです。車が普及した現代では、阿蘇でもほとんど見かけなくなりました。

草原の歴史や文化を伝え、自然素材で作る「オ・ト・ナの秘密基地づくり」をテーマに、当日はボランティアの皆さんと半日かけて制作しました。

まずは小屋の基礎となる竹(ハチクとゴサンチク)を採取します
ゴサンチクを支柱に、ハチクは割って横に巻き、強度を上げます
壁と屋根になる材料、ススキを刈取り。みんなで協力して刈ります
刈ったススキを支柱に沿って並べていきます
ハチクでぐるっと巻き、壁となるススキをしっかり補強
最後に、屋根となるススキの穂先を縄でしっかり締め上げます
見事に2基が完成!親1人子2人で寝られる広さがあります。入口など随所に工夫がありますよ~

少しの雨や雪であれば、外側のススキを伝って雫が落ちるため、雨漏りもしません。
中に入れば、草のい~い香り。
そして、あったかい。
ご来園いただいた際は、探して、ぜひ中に入ってみてくださいね!

体験プログラム

自然で遊ぼう!おやとこ~田んぼの巻~新米を食べよう!収穫祭

2021年11月3日(水・祝)

早朝や夜中にはぐっと冷え込むようになった、初冬の飯田高原で「田んぼで遊ぼう!おやとこ」シリーズ第3弾「収穫祭」を実施しました。

この日はすごしやすい気温でした

11月3日は「晴れの特異日」と言われ、天気に恵まれることが多い日です。
この日は多少の雲はありましたが、青空が見え、穏やかな収穫祭日和でした。

新米を味わう収穫祭。
お米に関わる水や土、太陽そして生きものたちに、感謝しながら秋の恵みをいただきたいと思います。

 まずは、玄米茶づくり。もみのついたお米を脱穀から籾摺りして、玄米にします。

脱穀
籾摺り
すり鉢とボールでも籾摺り
上手に玄米にすることができました

いつも食べているお米は、こういう工程を経て、お米になっていることを体験。

しっかり洗米

あとはフライパンでこんがり炒れば、香ばしい香りが立ちます。茶葉に混ぜればお手製玄米茶の完成です。

 

そして収穫祭の要、飯ごう炊さん。
火を焚きつけるところから始めます。

上手にマッチでつけられるかな?
火おこし上手!

うまく火が起これば、いよいよ飯ごうをカマドに置きます。
弱火や強火、落ち葉や木の枝を使いながら絶妙な火加減をキープします。

枝でフタを抑えて、炊けているか振動で確認

 

そして炊き上がり、いざ実食!

玄米茶はお茶の葉と合わせて
みんなでご飯
自分で炊いたお米のお味はいかが?
ご飯のおともに自然学校でつくった梅干しも一緒に

収穫祭で食べるお米は、プロラグムに参加してくださったみなさんと一緒に作ったお米です。
今年は、コロナの関係で田植えはできませんでしたが、秋に一生懸命稲刈りをしたお米は一味違う美味しさがありますね。

そして午後からは、お米が育った冬の田んぼにて生きもの採集。

年中水を張っているビオトープで生きものさがし
子供たちにはガマが人気

そして捕まえた生きものたちを観察。

じっくり観察
オリジナル図鑑を見ながら生きもの観察
バッタをたくさん捕まえたね

水を張ったビオトープでは、ヤゴやゲンゴロウ類、コオイムシなどの水生昆虫に加え、ドジョウやアブラメなど自然学校の田んぼでおなじみの生きものたちを捕まえました。他にもイナゴやトンボ、ツチガエルなども見ることが出来、寒くなっても田んぼにはたくさん生きものがいることを発見しました。

最後には、収穫のお礼とお土産に新米をプレゼント。米袋に貼るシールに絵やメッセージを書き添えました。

どんな想いを込めたのかな?

1年を通して田んぼで活動する「自然で遊ぼう!おやとこ」シリーズ。
次回活動は「しめ飾りづくりとミニ門松づくり」です。収穫したもち米のワラを利用し、縁起の良い正月飾りをつくります。
次回もお楽しみに!