活 動
高尾の自然保護・保全

「第148回森のお手入れボランティア」を実施しました!

2024年1月28日(日)

参加者合計15名で作業道の修繕を行いました。

作業道は森の整備において、チッパー機などを移動するために必要な道です。作業道の拡幅に伴い、土などが流れたり崩れたりしないように修繕を行いました。初めに土留め用の木を敷き、杭を打っていきます。次に山側を掘っていき、出た土をきれいにならします。子どもは削ったところから出ている根を選定はさみなどで切りました。作業後に農機具などを使い、道をならしていき完成です。作業道修繕後は沢地周辺の笹刈を行いました。これで安全に森林整備ボランティアができます。

是非、一緒に森林整備活動をしてみませんか。 (小野)

環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ②里と川編」を実施しました!

2024年4月7日(日)
「森里川海のつながりを学ぶ」第2回となる里と川編は、高尾の森自然学校の近くを流れる大沢川で水質調査と生き物調査を行いました。
 人と生き物が共存している“里”という環境を学んだあと、里を流れる大沢川へ向かいます。水質はほとんど源流と変わらないくらいキレイでしたが、透視度(水の透明度)で見ると、源流に比べて若干濁っているという結果になりました。生き物はカワムツが多く採集できましたが、その他にはメダカやオヤニラミ、カワゲラ類などを観察できました。源流部では観察できなかった魚類が見られ、環境の違いを感じることが出来ました。
次回は高尾の森自然学校を飛び出して、多摩川で行います!(石井)
生き物採集!
透視度をチェック
カワムツゲット!
生き物採集の後、ゴミ拾いを実施!5分間だけでしたが、多くのゴミが集まりました
森林整備を担う人材育成

「森のジュニアボランティア」臨時活動を実施しました!

2024年3月17日(日)

2023年度の定例活動で完成できなかったベンチを作るための臨時活動を行いました。予定外の活動にもかかわらず、多くの人に参加してもらい、計画していた2台のベンチを完成させることができました。今年度1年間活動した場所に設置すると、休憩場所らしい良い雰囲気となりました。活動後は、前回渡せなかった人に認定書の贈呈も行いました。
4月からは2024年度活動がスタートします。またよろしくお願いします。(後藤)

材料の切りそろえ
電動ドライバーでねじ止め
出来上がったベンチ
認定書の贈呈

環境体験学習

「ヤマザクラで絹のスカーフを染めよう」を実施しました!

2024年3月24日(日)
ヤマザクラの枝を使った草木染めのプログラムを実施しました。
まずは、剪定したヤマザクラの枝を細かく切って、染液づくりの準備をします。枝先の芽が膨らんできており、開花目前の状態です。細かく知った枝を洗濯ネットに入れ、鍋の中で煮出していきます。最初、お湯の色は黄色かったですが、時間が経つにつれて茶色に近い色なっていきました。ビー玉や輪ゴムなどを使って布に模様をつけ、染液の中に入れて染めていきます。今回は鮮やかなオレンジ色に染まりました。参加者からは「予想以上にきれいな模様になってよかった」「オレンジ色がキレイ」等の感想をいただきました。
同じ植物でも時期によって出てくる色が異なるのが草木染めの醍醐味で、とても面白いところですね。(石井)

環境体験学習

「森里川海のつながりを学ぶ①水源の森編」を実施しました!

2024年3月23日(土)
高尾の森の湧水から森の沢、大沢川、多摩川、東京湾つながる水をめぐりながら森里川海のつながりを学ぶプログラムの第1回、森と川編を行いました。
 自然学校の森に降った雨が湧き出ている場所から林内の沢を歩き、水質と生きものの調査を実施!水質が水道水並みにきれいなことや、ヤブヤンマのヤゴやホトケドジョウ、カワニナなど沢地特有の生き物が見つかりました。その後は大沢川への合流地点まで沢下り!森から生まれた水が川までつながっていること体感できました。
第2回は大沢川で水質調査や生きもの観察を行います。(石井)