「セブンの森・セブンの海の森」づくり
日本の美しい自然を次世代に引き継ぐために
日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。
福井県と福井市、セブン-イレブン記念財団の三者間で2017年11月1日に協定を結び、今後は福井市小羽町の市有地「清水きららの森〜おばやま自然公園〜」で18カ所目の「セブンの森」となる「福井セブンの森」づくりを行います。
この地は清水町役場の時から公園整備が計画されていた所で、「清水きららの森〜おばやま自然公園〜」は、自然と歴史に気軽にふれあえる森林公園です。園内は「冒険の広場」と「野鳥の森と昆虫の森」の2つのエリアに分かれ、展望台も設置されています。
また、弥生時代の土器が出土している点や通称「後山(うしろやま)」(お城山)に前方後円墳が造られていることなどから、かなり権威をもった首長一族が住んでいたと考えられ、小羽(小羽町)には早くから人が住みついていた事がわかるそうです。なお、古墳群の中の小羽山30墓は、北陸地方では珍しい「四隅突出型墳丘墓」であり、その形状が分かるように整備されています。
「福井セブンの森」は、「清水きららの森〜おばやま自然公園〜」の「野鳥の森と昆虫の森」エリアにあり、地域の方と一緒に気軽にふれあえる森づくりを行っていく予定です。
福井市内にある「清水きららの森」で行われた保全活動には、地域の方々を中心に総勢50名が参加し、野鳥や昆虫が集まる森の再生を目指して取り組みました。

当日は天候に恵まれ、太陽の光が差し込む中、下刈りや竹林の整備、特定外来植物「オオキンケイギク」の駆除活動を実施しました。福井県および福井市の職員から道具の使い方について説明を受けた後、参加者の皆さんは幼木を傷つけないよう注意しながら、丁寧に下刈りを行いました。これにより、幼木の健全な成長が促進されます。
特定外来植物であるオオキンケイギクは、昨年度に大量の抜根を行ったにもかかわらず、今年も再び繁茂していました。生命力が非常に強く、完全な駆除にはまだ時間がかかると見込まれます。
また、竹の侵食が年々進行しているため、今回も参加者全員で竹の伐倒や枝の除去、玉切り作業に取り組みました。





活動の最後には、参加してくれた子どもたちに、福井県林業部課長の加藤様より、福井県産ひのきを使った恐竜型のピンバッジが贈呈されました。
次回の活動でも、引き続き竹林整備を中心に取り組んでいく予定です。


回 | 実施日 | 活動 内容 |
植樹 本数 |
参加人数 | |
---|---|---|---|---|---|
加盟店と 本部社員 |
総参加人数 | ||||
第1回 | 2017年11月1日 | 植樹 | 298本 | 27名 | 96名 |
第2回 | 2018年6月30日 | 下刈り、植樹 | 672本 | 62名 | 112名 |
第3回 | 2019年6月22日 | 下刈り、植樹 | 462本 | 86名 | 116名 |
第4回 | 2021年7月1日 | 下刈り | ─ | 2名 | 8名 |
第5回 | 2021年11月2日 | 下刈り、植樹 | 24本 | ─ | 9名 |
第6回 | 2022年6月4日 | 下刈り、支柱取り付け | ー本 | 26名 | 38名 |
第7回 | 2022年11月12日 | 下刈り | ー本 | 37名 | 55名 |
第8回 | 2023年6月3日 | 下刈り、竹林整備(伐採、枝払い、玉切り) | ー本 | 60名 | 73名 |
第9回 | 2023年11月11日 | 下刈り、竹林整備(伐採、枝払い、玉切り) | ー本 | 39名 | 52名 |
第10回 | 2024年6月8日 | 下刈り、竹林整備(伐採、枝払い、玉切り)、外来生物駆除 | ー本 | 57名 | 70名 |
第11回 | 2025年6月7日 | 下刈り、竹林整備、外来生物駆除 | ー本 | 37名 | 50名 |
合 計 | 1,456本 | 433名 | 679名 |