「セブンの森・セブンの海の森」づくり

日本美しい自然次世代引き継ぐために

日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。

佐賀セブンの森

全国的に放置竹林が問題となっています。放置された竹林の竹は、雑木林に侵入し、樹木を枯らすなど様々な問題を起こしています。
「佐賀セブンの森」は、NPO法人かいろう基山と協定を結び、佐賀県三養基郡基山町の4.7haの森で活動しています。NPO法人かいろう基山は、「癒しの里山づくり、何度でも訪れたい緑と清流のもりづくり」を理念として、年間200日も活動し計画的に竹林整備を実施しています。
2014年から放置竹林を整備し、森を再生する活動を開始。伐採した竹から竹チップを作り、現在は佐賀牛の畜産農家で牛の寝床として活用されています。そして、牛糞とともに堆肥化され、その後、堆肥はイチゴ農家などの畑の肥やしとして利用されます。
放置竹林の整備によって生み出された資源が、基山町の産業の活性化にもつながり、地域循環の取り組みになっています。

[地域循環の取り組み]
竹割り作業
竹割り作業
割った竹をチッパー機で粉砕
割った竹をチッパー機で粉砕
竹チップ
竹チップ
竹チップの寝床はフカフカで、牛が喜ぶそう
竹チップの寝床はフカフカで、牛が喜ぶそう
堆肥を活用した見事なイチゴ
堆肥を活用した見事なイチゴ
2023年4月15日(土)
第14回「佐賀セブンの森」活動を実施
集合写真
集合写真

NPO法人かいろう基山、セブン‐イレブン加盟店と社員やご家族、セブン‐イレブン記念財団の総勢42名が参加し、竹林整備と環境学習を実施しました。タケの繁茂を防止するための「タケノコ刈り」、「枯れタケ」の搬出作業、放置竹林の課題やタケの特性を学ぶ学習会を行いました。途中、降雨で枯れタケの搬出作業は中止となりましたが、初めてタケノコ刈りを体験する方や子供たちの活躍もあり、約200本のタケ(タケノコ)を駆除することができました。

枯れタケの搬出作業
枯れタケの搬出作業
枯れタケの搬出作業
枯れタケの搬出作業
タケノコ刈りに挑戦
タケノコ刈りに挑戦
タケノコ掘るぞ
タケノコ掘るぞ
タケノコの特性を教えていただきました
タケノコの特性を教えていただきました
タケノコとれたよ
タケノコとれたよ
佐賀セブンの森 (面積4.7ha)
実施日 活動
内容
植樹
本数
参加人数
加盟店と
本部社員
総勢
第1回 2014年517 下刈り、竹の伐採と竹林整備 41 68
第2回 2015年418 竹の伐採、竹林整備 33 51
第3回 2016年42 竹伐採と雑木などの竹林整備整理 42 61
第4回 2017年63 間伐材を山から降ろす作業 33 50
第5回 2018年47 竹林伐採と竹の子刈り 35 55
第6回 2018年121 最初に平成30年7月豪雨災害の被災箇所を視察と、枯れた竹の片付け、竹の搬出 35 53
第7回 2019年46 伐採竹の搬出と春の筍狩り、竹箸づくり 36 49
第8回 2019年1123 平成30年7月豪雨災害復興活動として、竹林の伐採、下刈り、竹灯篭づくり 43 62
第9回 2020年44 搬出した竹をチップに加工 2 10
第10回 2020年926 竹林整備、下刈り 19 22
第11回 2021年43 竹林整備、下刈り、竹の子刈り 7 25
第12回 2022年49 竹林整備、竹の伐採と搬出 1 16
第13回 2022年101 竹林整備、看板設置 1 12
第14回 2023年415 竹林整備、環境学習 28 42
合 計 356 576
※参加人数の「加盟店と本部社員」に財団職員の人数は含まれておりません。