「セブンの森・セブンの海の森」づくり

日本美しい自然次世代引き継ぐために

日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。

「宮城セブンの森」づくり

震災復興支援として、豊かな森をつくるために宮城県大崎市鳴子温泉玉ノ木にNPO法人しんりんと協定を締結し、「宮城セブンの森」づくりを行っています。

2019年に植樹したミズキは白色で柔らかく緻密なので伝統工芸品に適しており、「鳴子こけし」の材料にも使われています。

また、仙台湾セブンの森で使用していた看板を再利用して、「こけしの森プロジェクト」の看板を新たに設置しました。

宮城セブンの森
2019年植樹したミズキ
宮城セブンの森
ミズキの苗
宮城セブンの森
補植
2025年5月24日(土)
第23回「宮城セブンの森」活動報告

荒廃した森をミズキ(こけし原料)や広葉樹の森に再生することを目的に活動する「宮城セブンの森」。総勢45名の方々に参加していただきました。

20250524第23回宮城セブンの森
集合写真

今回の活動では、ツル性植物の除去、若木を保護するための資材の交換および補修、さらにヤマザクラやスギなど4種類の苗木の植樹を行いました。

参加者は4つのチームに分かれ、若木に絡みついたツル性植物の除去、雪の重みにより倒れたり傾いた若木の立て直し作業、保護資材の交換・撤去などを実施いたしました。現場には急勾配やぬかるんだ足場など、作業が困難な箇所もありましたが、参加者同士が協力し合いながら作業を進め、予定していた内容をすべて完了することができました。

活動の様子
活動の様子
活動の様子
活動の様子
活動の様子
活動の様子

作業終了後には、自然環境に関する理解を深めることを目的とした「森のクイズ」を実施し、正解者には間伐材を活用したスマートフォンスタンドを贈呈いたしました。また、参加者全員には、間伐材から加工されたオリジナルの「きこり箸」が参加賞として配布されました。

森のクイズ
森のクイズ
森のクイズ

閉会式では、株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 林ゾーンマネージャーより、「森づくりを持続的なものとするために、次回以降も皆さまと共に活動を継続していきたい」とのご挨拶をいただきました。

今後も「セブンの森」では、地域の皆さまと連携しながら、豊かな自然環境の保全と再生に取り組んでまいります。

宮城セブンの森 (面積300ha)
実施日 活動内容 植樹本数 参加人数
加盟店と
本部社員
総参加人数
第1回
2012年923
植樹と竹林伐採
1,500
120
195
第2回
2013年98
雨のため森林セミナーと現地視察
56
58
第3回
2013年113
植樹
2,000
132
140
第4回
2014年914
植樹と竹林整備
2,000
202
208
第5回
2015年613日・14日
竹林整備
43
49
第6回
2015年926日・27日
植樹と竹林整備
2,030
57
63
第7回
2015年1024日・25日
竹林整備の後片付け
10
10
第8回
2016年4月23日・24日
竹林整備
27
29
第9回
2016年94
竹林整備と杉1000本、桜30本を植樹
1,030
121
149
第10回
2017年5月20日・21日
竹林整備
7 9
第11回
2017年9月9日・10日
害獣ネット設置、杉3,000本、桜50本を植樹
3,050
150
158
第12回
2018年715
竹伐採、支柱づくり
38
47
第13回
2018年922
雨天中止、有志で植樹
800
2
10
第14回
2019年98
こけしの材料となるミズキ240本とスギ500本
740
58
133
第15回
2020年9月11日・12日
ミズキの補植「こけしの森プロジェクト」看板作成・設置
1
11
第16回
2021年911
ミズキの補植、下刈り
50
1
23
第17回
2022年423
ミズキの補植
108
23
47
第18回
2022年910
下刈り
18
39
第19回
2023年610
ツル植物除去、下刈り
70
82
第20回
2023年916
ツル植物除去、下刈り
23
41
第21回
2024年622
育木活動
64
85
第22回
2024年1116
植樹、下刈り、ツル植物除去
70本
35
70
第23回
2025年524
植樹、苗木保護資材補修、ツル植物除去
30本
29
45
合 計 13,408 1,287 1,701
※総参加人数は、セブン-イレブン加盟店と本部社員以外のグループ社員やNPO、行政、地元の方の参加を含む人数です。