「セブンの森・セブンの海の森」づくり

日本美しい自然次世代引き継ぐために

日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。

佐賀セブンの森

全国的に放置竹林が問題となっています。放置された竹林の竹は、雑木林に侵入し、樹木を枯らすなど様々な問題を起こしています。
「佐賀セブンの森」は、NPO法人かいろう基山と協定を結び、佐賀県三養基郡基山町の4.7haの森で活動しています。NPO法人かいろう基山は、「癒しの里山づくり、何度でも訪れたい緑と清流のもりづくり」を理念として、年間200日も活動し計画的に竹林整備を実施しています。
2014年から放置竹林を整備し、森を再生する活動を開始。伐採した竹から竹チップを作り、現在は佐賀牛の畜産農家で牛の寝床として活用されています。そして、牛糞とともに堆肥化され、その後、堆肥はイチゴ農家などの畑の肥やしとして利用されます。
放置竹林の整備によって生み出された資源が、基山町の産業の活性化にもつながり、地域循環の取り組みになっています。

[地域循環の取り組み]
竹割り作業
竹割り作業
割った竹をチッパー機で粉砕
割った竹をチッパー機で粉砕
竹チップ
竹チップ
竹チップの寝床はフカフカで、牛が喜ぶそう
竹チップの寝床はフカフカで、牛が喜ぶそう
堆肥を活用した見事なイチゴ
堆肥を活用した見事なイチゴ
2025年3月29日(土)
第18回「佐賀セブンの森」活動報告
20250329第18回佐賀セブンの森
集合写真

「佐賀セブンの森」では、NPO法人かいろう基山と提携を結び、佐賀県三養基郡基山町の4.7haの森で活動しております。
この活動では、放置竹林を整備し、伐採した竹から竹チップを作り、佐賀牛の寝床として活用し、牛糞と共に堆肥化され、その後堆肥は農家さんの水田・畑の肥やしとして利用されております。
放置竹林の整備によって生み出された資源が、堆肥となり、稲作畑作に利用され地域循環の取り組みとなっております。
この活動に、総勢58名の方々に参加していただきました。

活動の様子
活動の様子
活動の様子
活動の様子

全国的に放置竹林が問題となっています。放置された竹林の竹は、雑木林に侵入し、樹木を枯らし土砂災害を起こすなど、様々な問題を起こしています。
今回の活動では、予定していたタケノコ堀はイノシシの影響でタケノコが無く竹林整備活動に変更しました。
8つのチームに分かれ、かいろう基山の皆さんが丁寧に、のこぎりの入れ方を教えてもらい実施します。
伐採した竹は、運びやすいサイズにカットし運搬場所まで移動しました。
運び出した竹は、後日チップにし、基山町内にある牧場の敷料として活用されます。その後「基山の力」という有機肥料になり、地元農家さんが活用しています。
25年3月14日に第3回佐賀県FUNBAL(踏ん張る)堆肥コンクールで最優秀賞受賞し、地元の農家さんが使用する量が増える見込みです。
目指している地域循環にまた一歩近づいています。

20250329第18回佐賀セブンの森
基山町の松田様より子どもたちへノベルティ贈呈
20241019第17回佐賀セブンの森
基山の力
佐賀セブンの森 (面積4.7ha)
実施日 活動
内容
植樹
本数
参加人数
加盟店と
本部社員
総参加人数
第1回 2014年517 下刈り、竹の伐採と竹林整備 41 68
第2回 2015年418 竹の伐採、竹林整備 33 51
第3回 2016年42 竹伐採と雑木などの竹林整備整理 42 61
第4回 2017年63 間伐材を山から降ろす作業 33 50
第5回 2018年47 竹林伐採と竹の子刈り 35 55
第6回 2018年121 最初に平成30年7月豪雨災害の被災箇所を視察と、枯れた竹の片付け、竹の搬出 35 53
第7回 2019年46 伐採竹の搬出と春の筍狩り、竹箸づくり 36 49
第8回 2019年1123 平成30年7月豪雨災害復興活動として、竹林の伐採、下刈り、竹灯篭づくり 43 62
第9回 2020年44 搬出した竹をチップに加工 2 10
第10回 2020年926 竹林整備、下刈り 19 22
第11回 2021年43 竹林整備、下刈り、竹の子刈り 7 25
第12回 2022年49 竹林整備、竹の伐採と搬出 1 16
第13回 2022年101 竹林整備、看板設置 1 12
第14回 2023年415 竹林整備、環境学習 28 42
第15回 2023年930 竹林整備、枯れタケ伐採と搬出 30 46
第16回 2024年46 竹林整備、タケの運び出し、タケノコ堀り 42 75
第17回 2024年1019 竹林整備 16 40
第18回 2025年319 竹林整備 35 58
合 計 479 795
※総参加人数は、セブン-イレブン加盟店と本部社員以外のグループ社員やNPO、行政、地元の方の参加を含む人数です。