「セブンの森・セブンの海の森」づくり

日本美しい自然次世代引き継ぐために

日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。

佐賀セブンの森

全国的に放置竹林が問題となっています。放置された竹林の竹は、雑木林に侵入し、樹木を枯らすなど様々な問題を起こしています。
「佐賀セブンの森」は、NPO法人かいろう基山と協定を結び、佐賀県三養基郡基山町の4.6haの森で活動しています。NPO法人かいろう基山は、「癒しの里山づくり、何度でも訪れたい緑と清流のもりづくり」を理念として、年間200日も活動し計画的に竹林整備を実施しています。
「佐賀セブンの森」は、計画的に竹林整備を行い、竹を伐採した場所に植樹を実施する予定です。

2021年4月3日(土)
第11回「佐賀セブンの森」活動を実施
集合写真(撮影時のみマスクを外していただいています)

4月3日(土)佐賀県三養基郡基山町の森にて、下刈り、竹林整備活動を実施しました。
コロナ禍に伴い参加人数を制限しての活動になりましたが、NPO法人かいろう基山様より14名、セブン‐イレブン加盟店・本部社員より7名、セブン‐イレブン記念財団事務局より4名の合計25名が参加しました。
2014年から放置竹林を整備し、森を再生する活動を開始。伐採した竹から竹チップを作り、現在は佐賀牛の畜産農家で牛の寝床として活用されています。そして、牛糞とともに堆肥化され、その後、堆肥はイチゴ農家などの畑の肥やしとして利用されます。
放置竹林の整備によって生み出された資源が、基山町の産業の活性化にもつながり、地域循環の取り組みになっています。

下刈り
下刈り
水みちづくり
水みちづくり
タケノコ狩り
タケノコ狩り
タケノコとれた!
タケノコとれた!
[地域循環の取り組み]
竹割り作業
竹割り作業
割った竹をチッパー機で粉砕
割った竹をチッパー機で粉砕
竹チップ
竹チップ
竹チップの寝床はフカフカで、牛が喜ぶそう
竹チップの寝床はフカフカで、牛が喜ぶそう
堆肥を活用した見事なイチゴ
堆肥を活用した見事なイチゴ
佐賀セブンの森 (面積4.7ha)
実施日 活動
内容
植樹
本数
参加人数
加盟店と
本部社員
総勢
第1回 2014年517 下刈り、竹の伐採と竹林整備 41 68
第2回 2015年418 竹の伐採、竹林整備 33 51
第3回 2016年42 竹伐採と雑木などの竹林整備整理 42 61
第4回 2017年63 間伐材を山から降ろす作業 33 50
第5回 2018年47 竹林伐採と竹の子刈り 35 55
第6回 2018年121 最初に平成30年7月豪雨災害の被災箇所を視察と、枯れた竹の片付け、竹の搬出 35 53
第7回 2019年46 伐採竹の搬出と春の筍狩り、竹箸づくり 36 49
第8回 2019年1123 平成30年7月豪雨災害復興活動として、竹林の伐採、下刈り、竹灯篭づくり 43 62
第9回 2020年44 搬出した竹をチップに加工 2 10
第10回 2020年926 竹林整備、下刈り 19 22
第11回 2021年43 竹林整備、下刈り、竹の子刈り 7 25
合 計 326 506
※参加人数の「加盟店と本部社員」に財団職員の人数は含まれておりません。