「セブンの森・セブンの海の森」づくり

日本美しい自然次世代引き継ぐために

日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。

山梨セブンの森

山梨県笛吹市の土壌は肥沃で排水がよく、日照時間が長い上に昼夜の温度差が大きい、果樹栽培に優れた適地です。春には桃の花が咲く桃源郷、日本一の収穫量を誇る桃やぶどうなどの「果実郷」、人々の癒しと安らぎをもたらす「温泉郷」を有し、多様で貴重な歴史的・文化的資源が数多く存在しています。
「山梨セブンの森」では、森林環境の保全に貢献するとともに、地域社会との交流を実施することにより地域の発展に寄与することを目的とし、活動を開始しました。

2025年4月5日(土)
第11回「山梨セブンの森」活動報告

山梨百名山の一座でもある大蔵経寺山の森を整備し、多くの人が森に集える環境に戻すことを目的に、総勢70 名の方に参加していただきました。
ここ大蔵経寺山の第1展望台は葛飾北斎が「冨嶽三十六景」のひとつ「甲州伊沢暁」を描いた場所とされています。

20250405第11回山梨セブンの森
集合写真
20241109第10回山梨セブンの森
活動場所から見える富士山

今回の活動では、前回植樹した箇所の補修と保護カバー差替えと広葉樹の苗の植樹を行いました。
昨年秋から植樹した苗がシカなどによって、保護カバーから出た芽を食べられてしまった為、捕植をし、保護カバーを高いものに差替えを行いました。カバーを支柱に固定するのは大変で、180センチほどの高さになるので、踏み台を使いました。かなりの力仕事になります。

20250405第11回山梨セブンの森
食害にあった芽
20250405第11回山梨セブンの森
①新し苗の準備
20250405第11回山梨セブンの森
②保護カバーリングを通し固定
20250405第11回山梨セブンの森
③カバー支柱の固定

植樹活動は、新たなエリアに山梨県産の苗3種(ヤマザクラ・クヌギ・カツラ)の植樹を実施しております。地面をクワで掘り起こし、有機肥料を投入、保護カバーを設置しました。イノシシの獣害から苗を守る為、周りには石とチッパー機で粉砕したチップを被せております。

植樹活動
植樹活動
植樹活動
植樹活動
山梨セブンの森 (面積20.6ha)
実施日 活動
内容
植樹
本数
参加人数
加盟店と
本部社員
総参加人数
第1回 2020年417 山道整備 1 6
第2回 2020年1114 山道整備 26 33
第3回 2021年424 山道整備 40 48
第4回 2021年116 山道及び植樹予定場所の整備 25 33
第5回 2022年42 地拵え、山道整備 2 21
第6回 2022年115 看板設置、植樹 50 63 84
第7回 2023年41 植樹(カエデ、ヒガンザクラ、キモクレン、ヤマボウシ) 4 76 93
第8回 2023年114 山道整備、下刈り 59 73
第9回 2024年420 植樹(ケヤキ、ヤマザクラ)、山道整備 10本 46 71
第10回 2024年119 伐採木処理、育木 55 74
第11回 2025年45 捕植と保護カバーの差替え、植樹 51 70
合 計 64 444 606
※総参加人数は、セブン-イレブン加盟店と本部社員以外のグループ社員やNPO、行政、地元の方の参加を含む人数です。
2020年4月22日(水)
整備・保全活動協定締結
2020年4月22日(水)整備・保全活動協定締結
大藏経寺山

2020年4月22日(水)、大藏経寺と笛吹市とセブン‐イレブン記念財団の三者で、大藏経寺山の森林において整備・保全活動を実施することにより、森林環境の保全に貢献するとともに、地域社会との交流を実施、地域の発展に寄与することを目的として調印しました。