「セブンの森・セブンの海の森」づくり
日本の美しい自然を次世代に引き継ぐために
日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。

山梨県笛吹市の土壌は肥沃で排水がよく、日照時間が長い上に昼夜の温度差が大きい、果樹栽培に優れた適地です。春には桃の花が咲く桃源郷、日本一の収穫量を誇る桃やぶどうなどの「果実郷」、人々の癒しと安らぎをもたらす「温泉郷」を有し、多様で貴重な歴史的・文化的資源が数多く存在しています。
「山梨セブンの森」では、森林環境の保全に貢献するとともに、地域社会との交流を実施することにより地域の発展に寄与することを目的とし、活動を開始しました。
山梨百名山の一座でもある大蔵経寺山の森を整備し、多くの人が森に集える環境に戻すことを目的に、総勢70 名の方に参加していただきました。
ここ大蔵経寺山の第1展望台は葛飾北斎が「冨嶽三十六景」のひとつ「甲州伊沢暁」を描いた場所とされています。


今回の活動では、前回植樹した箇所の補修と保護カバー差替えと広葉樹の苗の植樹を行いました。
昨年秋から植樹した苗がシカなどによって、保護カバーから出た芽を食べられてしまった為、捕植をし、保護カバーを高いものに差替えを行いました。カバーを支柱に固定するのは大変で、180センチほどの高さになるので、踏み台を使いました。かなりの力仕事になります。




植樹活動は、新たなエリアに山梨県産の苗3種(ヤマザクラ・クヌギ・カツラ)の植樹を実施しております。地面をクワで掘り起こし、有機肥料を投入、保護カバーを設置しました。イノシシの獣害から苗を守る為、周りには石とチッパー機で粉砕したチップを被せております。



回 | 実施日 | 活動 内容 |
植樹 本数 |
参加人数 | |
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加盟店と 本部社員 |
総参加人数 | ||||
第1回 | 2020年4月17日 | 山道整備 | ─ | 1名 | 6名 |
第2回 | 2020年11月14日 | 山道整備 | ─ | 26名 | 33名 |
第3回 | 2021年4月24日 | 山道整備 | ─ | 40名 | 48名 |
第4回 | 2021年11月6日 | 山道及び植樹予定場所の整備 | ─ | 25名 | 33名 |
第5回 | 2022年4月2日 | 地拵え、山道整備 | ─ | 2名 | 21名 |
第6回 | 2022年11月5日 | 看板設置、植樹 | 50本 | 63名 | 84名 |
第7回 | 2023年4月1日 | 植樹(カエデ、ヒガンザクラ、キモクレン、ヤマボウシ) | 4本 | 76名 | 93名 |
第8回 | 2023年11月4日 | 山道整備、下刈り | ─ | 59名 | 73名 |
第9回 | 2024年4月20日 | 植樹(ケヤキ、ヤマザクラ)、山道整備 | 10本 | 46名 | 71名 |
第10回 | 2024年11月9日 | 伐採木処理、育木 | ─ | 55名 | 74名 |
第11回 | 2025年4月5日 | 捕植と保護カバーの差替え、植樹 | ─ | 51名 | 70名 |
合 計 | 64本 | 444名 | 606名 |

2020年4月22日(水)、大藏経寺と笛吹市とセブン‐イレブン記念財団の三者で、大藏経寺山の森林において整備・保全活動を実施することにより、森林環境の保全に貢献するとともに、地域社会との交流を実施、地域の発展に寄与することを目的として調印しました。