理事長あいさつ

セブン-イレブン記念財団は、1993年11月、株式会社セブン-イレブン・ジャパンの創立20周年記念事業として、セブン-イレブン加盟店と本部が一体となって「環境」をテーマに社会貢献活動に取り組むことを目的に設立されました。セブン-イレブン店頭でお客様からお預かりした募金と、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、企業、団体、個人の皆様からの寄付金をもとに、「環境市民活動支援」「自然環境保護・保全」「災害復興支援」「広報」の4つの事業領域を設け活動しております。

昨今の気候変動の影響により、私たちの生活様式や価値観は大きく変化しております。

このような時代だからこそ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが一層重要と考えております。当財団にも、地域循環共生圏(ローカルSDGs)の日本全国への拡大を目指し、「環境保護」を通じた積極的な取り組みが求められております。

セブン‐イレブン記念財団は現在、全国20カ所のセブンの森、海の森で自然環境保護・保全活動を実施しております。2025 年2月に庄内セブンの森、4月には福岡セブンの海の森の協定を締結し、2025 年度より本格的に活動を始めてまいります。

また、自然の大切さを学べる生涯学習の場を提供するため、大分県玖珠郡(くすぐん)九重町(ここのえまち)で「九重(くじゅう)ふるさと自然学校」を、東京都八王子市川町の都有地で東京都と協働して「高尾の森自然学校」を運営し、年間を通じて様々な自然体験プログラムの開催や学校の受け入れなどを実施しております。今年度は「高尾の森自然学校」開校10周年事業として、「環境アカデミー2025」を開催し、次世代を担う学生たちに環境学習の場を提供していきます。

これからも次世代に豊かな未来をつなぐため、環境市民団体や地域の皆様、セブン-イレブン加盟店およびセブン-イレブン本部と力を合わせて、活動内容の充実を図り、地域に根ざした社会貢献活動を展開してまいります。皆様のさらなるご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。

一般財団法人 セブン-イレブン記念財団 理事長 太田敏夫
理事長  太田 敏夫
(セブン-イレブン富士吉田おひめ坂通り店
オーナー)