「セブンの森・セブンの海の森」づくり
日本の美しい自然を次世代に引き継ぐために
日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。
奈良セブンの森

「奈良セブンの森」の対象地となる「陽楽の森」は、奈良盆地の中にある里山です。古くから農用林
(薪炭、採草、用材等)として活発に利活用されてきましたが、高度経済成長期に至って燃料革命等により、林業用が放棄されるようになりました。その結果、「松枯れ」によりマツは全滅、そして「ナラ枯れ」
によりクヌギ、コナラ等が次々と枯死しつつあります。さらに、近年では竹林が拡大し、里山林としての
景観を損なうとともに次世代の広葉樹が育ちにくい状況にもなっています。
そこで「奈良セブンの森」では、竹林の整備を行い、新たに広葉樹の植林を行うことで、人々に
とって「気持ちのよい里山」を復活する活動を実施します。
一般社団法人大和森林管理組合、上牧町、王寺町、学校法人近畿大学(農学部)、セブン‐イレブン記念財団の5者で協定を結び、竹が繁茂し荒廃した里山を自然豊かな姿へ再生することを目的として、「陽楽の森」における整備活動を継続して行っております。本活動は、生物多様性の回復と周辺地域の環境保全・活性化を目指すもので、今回は総勢162名の方々にご参加いただきました。

今回の活動では、竹林整備、陽楽の森探索、ワークショップ(インセクトホテルづくり)の3つのプログラムを中心に実施しました。
竹林整備では、あらかじめ伐採しておいた竹の枝払いを行い、切断済みの竹幹をリレー方式でチッパー機まで運搬しました。5チームに分かれて作業を行い、力のある参加者が搬出を担当し、そのほかの参加者が清掃や袋詰め作業を分担。重労働ではありましたが、互いに声を掛け合いながら安全を最優先に進め、爽やかな汗を流す時間となりました。活動を重ねた成果として、これまで見えなかった山並みの眺望が開け、森の再生が着実に進んでいることを実感できました。


陽楽の森探索では、森の中を歩きながら、この地に生息する生きものの生態について解説を受け、自然環境への理解を深めました。竹林が生態系に与える影響や、里山整備の意義について学ぶ貴重な機会となりました。

ワークショップでは、親子連れを中心にインセクトホテル(昆虫のすみか)づくりを実施しました。自然素材を使いながら、昆虫と森の関係を学ぶ体験型のプログラムとなり、子どもたちの真剣な表情と楽しそうな笑顔が印象的でした。


活動の締めくくりには、参加した子どもたちへ町長より感謝状が贈呈され、達成感に包まれながら第6回奈良セブンの森整備活動は無事終了しました。
今回の取り組みを通じて、里山再生に向けた確かな一歩を積み重ねるとともに、未来へつながる環境づくりの大切さを改めて共有することができました。
| 回 | 実施日 | 活動 内容 |
植樹 本数 |
参加人数 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 加盟店と 本部社員 |
総参加人数 | ||||
| 第1回 | 2023年11月18日 | 伐倒した竹の運搬 | ー本 | 10名 | 45名 |
| 第2回 | 2024年3月2日 | 植樹・伐採・運搬 | 50本 | 74名 | 185名 |
| 第3回 | 2024年10月12日 | 竹の伐採・運び出し、樹種名プレート取付、水みちづくり | ー本 | 58名 | 159名 |
| 第4回 | 2025年4月12日 | 伐採した竹の運び出し、タケノコ堀、植樹 | ー本 | 48名 | 183名 |
| 第5回 | 2025年10月11日 | 竹の運び出し・山道整備・陽楽さんぽ | ー本 | 48名 | 147名 |
| 第6回 | 2026年3月29日 | 竹林整備・ワークショップ・陽楽さんぽ | ー本 | 43名 | 162名 |
| 合 計 | 50本 | 281名 | 881名 | ||

2023年6月29日(木)、一社)大和森林管理協会、上牧町、王寺町、近畿大学農学部、セブンー イレブン記念財団の五者で、「奈良セブンの森」整備・保全に関する協定を締結しました。
【協定の目的】
森林において整備・保全活動を実施することにより、森林環境の保全に貢献するとともに地域社会の交流を実現することにより地域の発展に寄与する
【活動場所】
- 奈良県北葛城郡王寺町畠田
- 奈良県北葛城郡上牧町下牧 他 3.93ha
【協定期間】
2023年7月1日~2032年3月31日