「セブンの森・セブンの海の森」づくり
日本の美しい自然を次世代に引き継ぐために
日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。
埼玉セブンの森

「埼玉セブンの森」の活動場所となる太郎右衛門地区自然再生地は、桶川市・川島町・上尾市に位置する広大な河川敷です。「太郎右衛門」の名称は、江戸時代にこの地で渡し船を開設した人の名前とされ、この地域や橋の名称に今も受け継がれています。
太郎右衛門自然再生地は、かつて湿地が広がっていましたが、樹林地の高木・壮齢化により、河畔の特徴的な姿が失われているなどの課題があり、「荒川太郎右衛門地区自然再生事業」は、本来の自然環境を取り戻そうと取り組まれている事業です。
「埼玉セブンの森」では、以下を活動の目的・テーマとし、太郎右衛門地区自然再生地にて地域の皆様と一緒に活動を進めてまいります。
- 荒川の河川改修により残された旧流路周辺の河畔林や湿地を保全・再生し、生物多様性の向上を図る
- 「エコロジカル・ネットワーク」(野生動植物の生息空間)づくり
- 流域住民が自然と触れ合う機会を提供する
埼玉県川島町にある「荒川太郎右衛門自然再生地」において、多様な生物が生育・生息できる自然環境を健全な姿で次世代へ引き継ぐことを目的に、第8回「埼玉セブンの森」整備活動を実施しました。当日は80名の方々にご参加いただきました。

今回の活動では、二班に分かれて作業を行いました。A班は、数年前に一斉開花して枯れた竹やツル性植物の除去を担当し、繁茂していた植生を整理しました。B班は、在来種であるオギ群落内の枯れたオギや野イバラの除去を行い、見通しの良い開放的な環境を取り戻しました。季節外れの暑さとなりましたが、こまめに休憩を取りながら、参加者同士が声を掛け合い、安全に作業を進めました。




また、活動エリア内では、地元の子どもたちが植えた絶滅危惧種サクラソウの開花が確認され、作業とあわせて開花状況の観察も行いました。自然学習指導員や協議会の方々から、太郎右衛門地区の自然環境や生きものについての解説を受け、オオタカを頂点とする生態系や、カメラに写ったキツネ、タヌキ、シカ、イノシシなど夜行性動物の存在について学ぶ機会となりました。活動中もキジの鳴き声が響き、豊かな生きものの気配を感じられました。
閉会時には、荒川太郎右衛門地区で撮影された鳥の写真を表紙にしたオリジナル自由帳が参加者に贈られ、子どもたちの笑顔とともに活動を締めくくりました。今後も段階的な整備を進めながら、サクラソウをはじめとした在来植物や生きものが息づく自然環境の再生に継続して取り組んでいきます。
| 回 | 実施日 | 活動 内容 |
植樹 本数 |
参加人数 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 加盟店と 本部社員 |
総参加人数 | ||||
| 第1回 | 2022年12月3日 | カワラナデシコの植栽、ヨシの運び出し、オギの移植、モニタリング調査、看板設置 | ─ | 41名 | 58名 |
| 第2回 | 2023年4月8日 | サクラソウの植栽、タケの伐採と運び出し、灌木類除去、モニタリング調査、環境学習 | ─ | 38名 | 51名 |
| 第3回 | 2023年12月2日 | ヨシの運び出し、クワの外来種駆除、記念樹の捕植(クヌギ)、モニタリング調査 | 15本 | 43名 | 57名 |
| 第4回 | 2024年3月30日 | タケの伐採と運び出し、ツル性植物の除去、モニタリング調査、環境学習 | ─ | 36名 | 53名 |
| 第5回 | 2024年11月30日 | ヨシの運び出し、タケの運び出し、ツル性植物の除去 | ─ | 61名 | 68名 |
| 第6回 | 2025年4月12日 | 枯れた竹の撤去、蔓性植物の除去 | ─ | 66名 | 80名 |
| 第7回 | 2025年11月29日 | ヨシの刈取り、ツル性植物の除去・枯れ竹の運搬・カヤネズミの球巣探索 | ─ | 80名 | 97名 |
| 第8回 | 2026年4月11日 | ツル性植物の除去・枯れ竹の運搬・枯れたオギと野バラの除去 | ─ | 63名 | 80名 |
| 合 計 | 15本 | 392名 | 491名 | ||

2022年11月9日(水)、荒川太郎右衛門地区自然再生協議会と国土交通省関東地方整備局荒川河川事務所と川島町とセブン‐イレブン記念財団の四者は、「埼玉セブンの森」事業に係る連携に関する協定を締結しました。
締結式終了後、活動拠点となる太郎右衛門自然再生地中池に移動し、記念植樹を実施しました。
【協定書目的】
太郎右衛門自然再生地の多様な生物とそれらが生育・生息できる自然環境を健全な姿で次代に確実に引き継いで行くことを目指し、森・里・川・海のつながりを意識しながら、太郎右衛門自然再生地の保全および周辺地域の一層の活性化等を図る。


