「セブンの森・セブンの海の森」づくり

日本美しい自然次世代引き継ぐために

日本の四季折々の美しい自然や貴重な生態系を次世代に引き継ぐために、さまざまな団体と協力して保護・保全活動を推進しています。

塩竈セブンの海の森
塩竈セブンの海の森
「アマモ」は地下茎を噛むと甘みを感じることから名付られ、「リュウグウノオトヒメノモトユイノキリハズシ」という植物名では日本一長い別名を持っています。

宮城県の松島湾は多数の島々が点在しており、製塩などを通して海の恵みを受けて発展してきましたが2011年の東日本大震災により、松島湾の環境は激変し、地域の人々を海から遠ざけました。 その後2013年にアマモを海洋環境復興の象徴として「全国アマモサミット2013inみやぎ」が開催され、全国のアマモに携わる人々の交流の場となりました。
「塩竈セブンの海の森」は宮城県塩竈市と松島湾アマモ場再生会議と一般財団法人セブン‐イレブン記念財団の三者で塩竈市北浜緑地護岸沿岸のアマモ場の再生や保全再生活動を実施し、地域の活性化に努めていきます。
また2021年10月3日、松島湾アマモ場再生会議が、第40回全国豊かな海づくり大会にて「環境大 臣賞」を受賞しました。こちらは長年にわたり漁業環境保全に尽力し、海の環境保全に寄与したことが評価されました。

全国アマモサミットと「自然再生・高校生サミット」

環境大臣賞受賞
環境大臣賞受賞
2022年6月18日(土)
第4回「塩竈セブンの海の森」活動

第4回目の活動は、宮城県塩竈市浦戸桂島にて、海岸清掃、アマモ花枝採取、アマモ場の生きもの観察を実施しました。コロナ禍に伴い参加人数を制限し、総勢82名の皆様にご参加いただきました。活動場所に向かう船の中では、地元団体様に東日本大震災の復興状況やアマモ場再生について説明をしていただき、海岸清掃ではペットボトル、漁業網、ビニール紐などたくさんの廃プラスチックごみが集まりました。アマモの花枝採取では、膝上くらいまで海に入って一本ずつ丁寧に花枝を採取し、約6,000本、120,000粒を採取。生きもの観察では地引き網を参加者で引っ張り、専門家の解説を聞きながら生きものを観察、海やアマモについてたくさんのことを学び、体験することができました。

集合写真
集合写真
海岸清掃
海岸清掃
集まった多くの廃プラスチック
集まった多くの廃プラスチック
アマモの花枝採取
アマモの花枝採取
集まった花枝
集まった花枝
地引き網をみんなで引っ張ります
地引き網をみんなで引っ張ります
獲れた生きものについて解説中
獲れた生きものについて解説中
塩竈湾セブンの森
実施日 活動内容 参加人数
加盟店と
本部社員
総勢
第1回 2020年1018 アマモ移植
海洋ゴミ回収
干潟づくり
16 79
第2回 2021年530 アマモ場の生きもの観察
花枝採取
花枝植付
3 37
第3回 2021年1024 アマモの種子採取、選別、播種 12 40
第4回 2022年618 海岸清掃、アマモの花枝採取、アマモ場の生きもの観察 33 82
合 計 64 238
 
2020年7月27日(月)
環境保全活動協定締結式
2020年7月27日(月)環境保全活動協定締結式
 
2020年7月27日(月)環境保全活動協定締結式
左より佐藤副市長、芳賀理事、桑原会長

2020年7月27日(月)、宮城県塩竈市と松島湾アマモ場再生会議と一般財団法人セブン-イレブン記念財団の三者で海洋環境保全再生活動の実施に関する三者連携協定の締結式をマリンゲート塩釜で行い、佐藤洋生副市長と桑原茂会長と記念財団東北地区理事の芳賀康弘が調印しました。